2006年にドラフト3巡目でヤクルト入りをして14年。
2020年に上田剛史選手は、その野球人生に幕をおろした。
そして2020年12月5日、自身のYouTubeチャンネルを開設。
上田剛史選手の戦力外通告での現役引退を、ヤクルトファンや他球団推しの野球ファンはどう受け止めたのか?
また、アウト×デラックスでどんなところをアウト!と指摘されるのか?ここを取り上げて欲しいと個人的に思うところを考察してみました。
早速、みていきましょう。
現役引退からYouTube開設で新境地!
上田選手のYouTubeはここから始まります。
そして、プロ14年という経験があるからこそ、上田剛史選手というキャラクターだからこそ、多くの人に観られるチャンネルになっていると思います。
現役引退について、ネットではかなり多くのコメントがされているので
その内容に触れつつ、特に気になった次の4点について考察したいと思います。
1:ポスト青木という期待
2:怪我について
3:成績について
4:上田剛史選手のオリジナリティ
1:ポスト青木という期待
まず、「ポスト青木」という、その青木宣親選手について、成績をおさらいしておこうと思います。
タイトル
首位打者、盗塁王、最高出塁率、最多安打、
表彰
新人王、ゴールデン・ルーキー賞、ゴールデングラブ賞、セ・リーグ連盟特別表彰
ベストナイン、月間MVP、オールスターゲームMVP、オールスターゲーム・ベストプレー賞
上記のタイトル、表彰が1回のものもありますし、複数回獲得したものもあります。
これほどの成績を残していいる青木宣親選手の、「ポスト青木」として野球界からも
ファンからも期待されていた上田剛史選手。
期待の大きさを痛感していたらしいのですが、上田剛史選手は
青木さんと同じことをしよう!とは思っていなかった。とインタビューで語っています。そして、
それ故に上田剛史選手は「ポスト青木」と呼ばれるのは荷が重かった、とも話している。
この時の「周りからの期待」という名の重圧は、一般人の僕には理解出来ない程、物凄く大きなものだったんじゃないかと思います。
例えば
ドーハの悲劇の時の日本代表選手のプレッシャーの様なものを感じていたかもしれません。
プロスポーツ選手の感じているプレッシャーというのは、試合ひとつで、今後の人生を良くも悪くもするという事だと思うので
試合ひとつの結果が天国にも地獄にもなるという様な、究極のギャンブルみたいなモノだなぁ〜と、思います。
2:怪我について
怪我はスポーツにおいて「つきもの」だと思いますが、上田剛史選手は、怪我のタイミングが抜群に悪い選手というか、、、
掛けた梯子を外された、という表現がしっくりきてしまう選手ですね。
というのも
チャンスが巡って来た2012年5月
フェンスに激突し、肩を痛めてしまう。
2番センターでスタメンとして幕を開けたと思ったら、怪我で退場という事に、、、切ないです。
出典:https://www.nikkansports.com/
この時のことについて上田選手は
「フェンスに激突して、肩を脱臼しました。アレがすべてだと思っていて、、、今年こそレギュラーとしてやっていくぞ!と思っていた矢先に怪我をして、何ヶ月もリハビリをしてチャンスを逃してしまった。そして、怪我を克服して戻って来て時にはもう別の選手が試合に出ている」
スポーツ選手には、「あるある」な体験なのかもしれません。
似ているな〜と思ったのは、同じ年の野球ではないプロリーグの話です。
NBA2012年、プロバスケットボールのシカゴブルズのデリック・ローズ選手の事を思い出しました!
知っている方もいると思いますが、、、
NBA2012年プレーオフ・ファーストラウンドでソレは起こりました!
デリック・ローズ選手がドライブインした際に、左膝前十字靱帯を損傷。
この瞬間、シーズンエンドは確定し、さらには、ロンドン・オリンピックの出場もなくなった。
出典:https://sportiva.shueisha.co.jp/
僕には、上田剛史選手とデリック・ローズ選手、タイミングや状況がダブりました。
ただ、この時の上田選手は、フェンスに激突しながらも左邪飛を好捕し、試合に勝利した!
上田の超ファインプレーで試合終了
しかし大丈夫か上田、、、、、#swallows #上田剛史 pic.twitter.com/vlH4I8u0Oi— 鯛ちゃん (@ds_Swallows) September 16, 2020
後に、こう語っています。
「靭帯切れたな、、、今シーズン終わったな。でも、あのプレーも一生懸命にボールを捕りにいった結果でした。だから、飛びつかなきゃよかったなんて全然思わないし、ああいうプレーをしたことで、ファンが感動したと言ってくれたから、あれはあれでよかったんだと、今でも思っています」
このプレーもですが、この言葉に、更に感動しました!
これは、なかなか言える言葉ではないと思います。上田選手の人柄が出ている、刺さる言葉だなぁ〜と。
3:成績について
わかりやすいので数字で、見てみましょう。
簡単に安打だけでみていきます。
上田剛史選手のプロ14年間のヒットは345安打
青木宣親選手のNPB通算は1704安打
これ、違いは歴然ですよね。
上田剛史選手本人が言っていた事ですが、マスコミなどのメディアに、そんなに取り上げられる事なく引退する選手もいる昨今。
僕は「成績に見合わない惜しまれ方」だ、と。
数字だけで見ると、そういうことになるのかもしれませんが
僕が思うのは、上田剛史選手は数字の結果を出す選手というよりも、魅せる試合をする選手という印象です。
事実ネットでは、ファンの方でも成績はパッとしない選手だけど、感動する試合を観せてくれるから、上田剛史選手が好きだ。
という声を多数見かけます。
怪我のところでも書きましたが、フェンスに激突しながらも左邪飛を好捕し、試合に勝利した!
これは、プロとしてのガッツを魅せたプレーだったと思いますし、そこまでしても捕る!という気迫を強く感じるプレーです。
上田剛史選手のこういうプレーに心を打たれて、ファンが増えていくんだろうな〜と思います。
4:上田剛史選手のオリジナリティ
なんといっても、これだと思います。
上田劇場!!!
上田劇場映りましたね(о´∀`о)
上田さ~ん😭😭😭#上田剛史#珍プレー好プレー大賞2020#青木宣親#坂口智隆#廣岡大志#ヤクルトスワローズ pic.twitter.com/Egm4X0dh05— よっしぃ (@bluechalon) December 13, 2020
今まで誰もやらなかったことを、上田剛史選手はやりました!
そこに痺れる憧れる〜!(笑)
こういった行動は当初、野球界OBとか業界関係者には、批判されていた感じがありました。
でも後に、他球団が上田劇場の真似をする程に、流行っています。
これは、ファンサービスのひとつだと思いますが、多くのファンが楽しんでくれる企画のひとつとして成立したことを意味していると思います。
そうでなけれは、誰も真似しないですよね。
アウト×デラックスに出演
アウト×デラックス(木曜日)23:00〜23:40に放送されているバラエティ番組です。
上田剛史選手で取り上げて欲しいと思うのは、ファインプレーで観る人を感動させる選手であるというところ。
出典:https://tv.yahoo.co.jp/
でも、公式戦なのにベンチでアフロヘアーで笑かすとかw
怪我しちゃうからアウト〜!とか
番組では言われそうな、、、接しやすそうで明るいキャラクターであるところが
魅力的な方なので、そこら辺を番組では深掘りして欲しいですね。
まとめ
現役引退からYouTube開設で新境地!
1:ポスト青木という期待
2:怪我について
3:成績について
4:上田剛史選手のオリジナリティ
アウト×デラックスに出演
この番組を機に、メディアに多く出て欲しいと思うファンも多いのではないでしょうか?
新たなスタートを切った上田剛史選手の今後の活躍が楽しみですね!
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